面会交流を求める手続
【離婚>面会交流>手続】
子を連れて行かれた別居親(もしくは離婚した親)が、子に会わせることを相手に求めるのであれば、面会交流の調停を申し立てるのが、最も一般的です。
これは、夫婦関係調整調停(俗にいう離婚調停)の一内容としても結構ですし、別途、面会交流を求める調停を起こすことも可能です(例えば、既に離婚届けを提出している、相手から申し立てられた夫婦関係調整の調停をしている場合など)。
調停で互いが譲らず合意に至らなければ、自動的に審判に移行します。今までの調停の内容を審判官が確認して、「互いに協議をして面会させなければならない」程度のざっくりした審判が下される場合もありますし、調停段階で意見対立が激しい場合、審判に際して、裁判所が面接の回数、日時、場所、方法等を細かく指定することもあります。
調停・審判に決められた内容を相手方が守らない場合、履行勧告・履行命令の申し立てをすることができます。
更に進んで、訴訟に至った場合、附帯事項として(人事訴訟法32条1項)訴えの際に申し立てておけば、裁判上の争点として、取り上げて貰えます。ただ、和解の場合には、条項の一つに盛り込むことができますが、判決に至ってしまうと、具体的内容については、別に調停・審判に委ねる処理がなされることが多いとのことです。
アーカイブ
- 2022年4月 (1)
- 2022年2月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (2)
- 2020年2月 (1)
- 2016年9月 (2)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (2)
- 2016年4月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (3)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (3)
- 2015年5月 (2)
- 2015年4月 (5)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (4)
- 2015年1月 (5)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (5)
- 2014年10月 (4)
- 2014年9月 (13)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (5)
- 2014年6月 (1)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (4)
- 2013年9月 (1)
- 2013年8月 (5)
- 2013年7月 (4)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (1)
- 2013年4月 (7)
- 2013年3月 (4)
- 2013年2月 (7)
- 2013年1月 (4)
- 2012年12月 (10)
- 2012年11月 (13)
- 2012年10月 (14)
- 2012年9月 (6)
- 2012年4月 (1)
カテゴリー
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
自己破産のデメリット
自己破産は、債務弁済の義務を免責されるという他の債務整理手続きにはない、最大限のメリットがある一方で、デメリ […]
-
契約書作成・審査、交...
事業を行う際には、取引に際してさまざまな契約書の作成が必要となります。 売買契約書や業務委託契約書、ライセン […]
-
離婚調停とは
■離婚調停とは 離婚調停とは、夫婦間における話し合いによって離婚について合意に達しなかった場合や夫婦の一方が配 […]
-
【大阪の弁護士が解説...
住宅ローン返済中に、さまざまな理由から収入が少なくなり自己破産を検討する方もいらっしゃると思います。自己破産に […]
-
債権回収を弁護士に依...
債権回収を弁護士に依頼するかどうかを迷っている方々は、すでに債務者に債務の履行を請求したにもかかわらず、なか […]
-
コーポレートガバナン...
コーポレートガバナンスとは、企業経営において、公正な判断や運営がされるように、監視・統制する仕組みのことをい […]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
資格者紹介
Staff
河原 誠Makoto Kawahara
私は、大阪市、芦屋市、西宮市、神戸市を中心に「クライアントの皆様と一緒に悩み考え、クライアントの皆様にじっくりとご説明し、結論に納得していただくためにオーダーメイドの事件処理をする」をモットーに幅広い法律問題に対応しています。
ご依頼者様の利益を第一に考え、早期解決のため尽力いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 所属団体
-
- 大阪弁護士会 子どもの権利委員会
- 大阪弁護士会 法律援助事業・日本司法支援センター対応委員会 委員(少年担当)
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 当番弁護士・委員会派遣事業審査担当
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 刑事弁護援助金審査担当
- 大阪弁護士会 紛議調停委員会
- 大阪弁護士会 市民窓口担当員
- 社会福祉法人みおつくし福祉会 弘済のぞみ園、同みらい園 第三者委員
- 芦屋市 市長等倫理審査会(2012年4月~2022年3月)
- 大阪家庭裁判所 家事調停委員 (堺支部担当)
- 法務省法制局 大阪少年鑑別所視察委員会(2021年4月~2024年3月)
- 経歴
-
- 1986年(昭和61年) 関西大学法学部卒業
- 1993年(平成5年) 司法試験合格
- 1994年(平成6年) 最高裁判所司法研修所
- 1996年(平成8年) 弁護士登録(修習48期)。木村法律事務所就職
- 2002年(平成14年) 事務所設立