面会交流拒否と実現
【離婚>面会交流>拒否と実現】
監護親が面会に拒否的な場合、調停委員は、調停の当初から、いきなり別居親との面会を求めることをしない場合もあります。監護親の気持ちを慮った配慮です。
■例えば、
・まずは、写真や成績表などで、子どもの成長を確認して貰うなどの方法を提案する(間接的な面会交流)。
・また、裁判所の建物内にある「家族面接室」を用いて、試行的面会交流をやってみる。
などです。
この「家族面接室」というのは、大きなマジックミラーで別室から覗ける状態の部屋で、おもちゃやお絵かき用テーブルなどがおいてあります。事案にもよりますが、子どもと会えないまでも、マジックミラー越しに覗いて貰って子どもの元気な姿を見て貰う。逆に、この部屋に、子と面会する親、調停委員・調査官が入り、監護親は、マジックミラーで覗いて、無事を確認しながら面会交流をするなどという方法がとられています。
何回か(1か月~1か月半に一度くらいしか調停期日は入らない)こうやって面会している間に、調停委員は、監護親に対して、別居親と合うことの大切さ、子どものためを思う気持ちに違いはないことなどを諭してくれます。
アーカイブ
- 2022年4月 (1)
- 2022年2月 (2)
- 2020年10月 (2)
- 2020年9月 (1)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (2)
- 2020年2月 (1)
- 2016年9月 (2)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (2)
- 2016年4月 (3)
- 2016年1月 (3)
- 2015年12月 (2)
- 2015年11月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年9月 (3)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (3)
- 2015年5月 (2)
- 2015年4月 (5)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (4)
- 2015年1月 (5)
- 2014年12月 (2)
- 2014年11月 (5)
- 2014年10月 (4)
- 2014年9月 (13)
- 2014年8月 (2)
- 2014年7月 (5)
- 2014年6月 (1)
- 2014年1月 (3)
- 2013年12月 (3)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (4)
- 2013年9月 (1)
- 2013年8月 (5)
- 2013年7月 (4)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (1)
- 2013年4月 (7)
- 2013年3月 (4)
- 2013年2月 (7)
- 2013年1月 (4)
- 2012年12月 (10)
- 2012年11月 (13)
- 2012年10月 (14)
- 2012年9月 (6)
- 2012年4月 (1)
カテゴリー
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
契約書作成・審査、交...
事業を行う際には、取引に際してさまざまな契約書の作成が必要となります。 売買契約書や業務委託契約書、ライセン […]
-
コーポレートガバナン...
コーポレートガバナンスとは、企業経営において、公正な判断や運営がされるように、監視・統制する仕組みのことをい […]
-
一般企業法務、顧問弁...
一般企業法務とは、ジェネラルコーポレートともいわれ、法的問題の分析や契約書の作成、戦略的法務の提案などを行い […]
-
離婚の原因
■法律上必要な離婚するための原因とは? 離婚には協議離婚、裁判離婚など様々な方法がありますが、夫婦の一方による […]
-
自己破産の手続にかか...
借金の返済が難しい場合には、自己破産などの債務整理について検討することとなりますが、自己破産の手続にもそれな […]
-
【大阪の弁護士が解説...
住宅ローン返済中に、さまざまな理由から収入が少なくなり自己破産を検討する方もいらっしゃると思います。自己破産に […]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
資格者紹介
Staff
河原 誠Makoto Kawahara
私は、大阪市、芦屋市、西宮市、神戸市を中心に「クライアントの皆様と一緒に悩み考え、クライアントの皆様にじっくりとご説明し、結論に納得していただくためにオーダーメイドの事件処理をする」をモットーに幅広い法律問題に対応しています。
ご依頼者様の利益を第一に考え、早期解決のため尽力いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 所属団体
-
- 大阪弁護士会 子どもの権利委員会
- 大阪弁護士会 法律援助事業・日本司法支援センター対応委員会 委員(少年担当)
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 当番弁護士・委員会派遣事業審査担当
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 刑事弁護援助金審査担当
- 大阪弁護士会 紛議調停委員会
- 大阪弁護士会 市民窓口担当員
- 社会福祉法人みおつくし福祉会 弘済のぞみ園、同みらい園 第三者委員
- 芦屋市 市長等倫理審査会(2012年4月~2022年3月)
- 大阪家庭裁判所 家事調停委員 (堺支部担当)
- 法務省法制局 大阪少年鑑別所視察委員会(2021年4月~2024年3月)
- 経歴
-
- 1986年(昭和61年) 関西大学法学部卒業
- 1993年(平成5年) 司法試験合格
- 1994年(平成6年) 最高裁判所司法研修所
- 1996年(平成8年) 弁護士登録(修習48期)。木村法律事務所就職
- 2002年(平成14年) 事務所設立