面会交流と親権者の変更
調停離婚の際、親権を譲った父親が、『調停で合意した「面会交流」』が守られていないことを理由に、母親からの親権変更などを求めていた福岡家裁の事件で、親権を父親にする審判を下したそうです。
特に女性側に有利な親権問題だけに、父親側としてはせめて面会交流は確保してほしいという思いは強いと思います。母親にとって「子は宝物」であること間違いないと思いますが、だからといって、父親にとっては宝物ではないということは一概には言えません。
もちろん、父親のキャラクターによっては、子に会わせない方が子にプラスの場合もありますが、原則としては、子にとって父は父であり、母は母なのです。
母親が父の役割を果たそうとやっきりなると、子にとって「母」がいなくなってしまうことがあります。これはもちろん、逆でも同じことです。
一般論としては、離婚しても、子は両方の親との繋がりが保てていることが、子にとって良い環境だと思います。
それだけに、子を父親に会わせないようにした母親には残念な思いがありますし、今回親権を得た父親には、母親との面会交流を密に実現して上げて欲しいと思います。
http://www.asahi.com/articles/ASH2R4CTVH2RTIPE03G.html?iref=com_alist_6_03
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河原 誠Makoto Kawahara
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- 大阪弁護士会 子どもの権利委員会
- 大阪弁護士会 法律援助事業・日本司法支援センター対応委員会 委員(少年担当)
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 当番弁護士・委員会派遣事業審査担当
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 刑事弁護援助金審査担当
- 大阪弁護士会 紛議調停委員会
- 大阪弁護士会 市民窓口担当員
- 社会福祉法人みおつくし福祉会 弘済のぞみ園、同みらい園 第三者委員
- 芦屋市 市長等倫理審査会(2012年4月~2022年3月)
- 大阪家庭裁判所 家事調停委員 (堺支部担当)
- 法務省法制局 大阪少年鑑別所視察委員会(2021年4月~2024年3月)
- 経歴
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- 1986年(昭和61年) 関西大学法学部卒業
- 1993年(平成5年) 司法試験合格
- 1994年(平成6年) 最高裁判所司法研修所
- 1996年(平成8年) 弁護士登録(修習48期)。木村法律事務所就職
- 2002年(平成14年) 事務所設立