不動産トラブルは弁護士に相談すべき
不動産関係のトラブルは弁護士に相談した方が良いのか、個人で解決を図ることはできないのかといった疑問をお持ちの方が多数いらっしゃいます。
そこで本ページでは弁護士に不動産トラブルを依頼するメリットについて解説をしていきたいと思います。
◆専門家の弁護士に相談することでよりスムーズに解決が図れる
不動産トラブルには、契約関係や所有権等の権利関係、相続や財産分与などのさまざまな種類のものがあります。
そしていずれのパターンであっても、弁護士に依頼をすることで円満かつ即時に解決を図ることができるものが非常に多くなっています。
不動産関係に関するトラブルには、さまざまな法律が関係しており、民法、宅地建物取引業法、借地借家法、消費者契約法、不動産登記法などがあげられます。
一般の方がこれらの法律の条文等を参照することは難しいでしょう。
そこで専門家である弁護士に依頼をすることで、法令の解釈や適用関係について調べてもらうことが可能となります。
◆弁護士に話し合いや交渉を代理してもらえる
また、個人同士の取引よりも不動産業者との取引では特に顕著なのですが、個人よりも不動産業者の方が法律関係に詳しいため、なかなかトラブルの交渉がうまくいかないという事例は非常に多くなっています。
そこで、弁護士に依頼をし、代理人として交渉をしてもらうことで、交渉自体がスムーズに進行するほか、依頼人にとって有利な方向に働く可能性が大いにあります。
また、不動産業者との契約締結の際に使用した、契約書類の問題点などについてもチェックをしてもらえるため、非常に安心できるでしょう。
相続や遺産分割などの事例では、家族間の仲が険悪になりがちであり、かつ冷静に話し合いができないといったことが多々あります。
そこで第三者的な立場から冷静に、それぞれの主張を取りまとめて妥当な解決案を出してくれるのが弁護士です。
他人との不動産トラブルでも精神的に参ってしまう方が多い中で、親族同士でのトラブルとなると余計に心身に負担がかかってしまうため、弁護士に依頼をした方が、メリットが大きいと言えるでしょう。
◆裁判や調停に発展した場合に、そのまま代理人として出廷してもらえる
話し合いによる解決が不可能であった場合には、調停や裁判などを利用することで、最終的な権利関係についての確定をすることとなります。
このような事態に発展することに備えて、弁護士に事前に依頼をしておくことで、一から弁護士を探す手間も省けますし、交渉や話し合いの段階から関わっている弁護士であるため、説明の手間も省け、さらには事情に詳しく精通しているため、より有利に訴訟を進められる可能性も高くなってきます。
◆不動産トラブルに必要な弁護士費用
上記でも説明した通り、不動産トラブルにはさまざまな種類のものがあるため、一概にこれくらいの費用が必要ということを説明することはなかなか難しくなっています。
そこで無料相談や契約書チェックなどをうまく活用することを推奨しています。
ほとんどの事務所が初回1時間の相談を無料で設定しているため、その場で現状を端的に説明する準備と、自身の抱えているトラブルに必要な費用について相談をすることで、弁護士に依頼をするか否かについて決定すると良いでしょう。
また、不動産関係であれば、契約書の存在が重要となることがあるため、契約書チェックなどを活用し、依頼をするよりもはるかに安い値段で解決を図るという手もあります。
契約書のチェックだけであれば、数万円程度の事務所が多くなっているため、非常にリーズナブルと言えるでしょう。
河原誠法律事務所は、大阪市北区西天満に位置する自己破産手続きや相続を含めた不動産屋トラブルに強い法律事務所です。
当事務所は、大阪市を中心とした大阪府はもちろん、芦屋市、西宮市、神戸市といった兵庫県や、京都府、奈良県など関西地域にお住まいの方からご相談を承っており、上記の他にも、離婚や遺言、金銭トラブル、企業法務や債権回収など様々な法律問題について対応を致しております。
不動産トラブルでお悩みの方は、河原誠法律事務所までお気軽にお問合せください。初回のご相談は無料にてご相談いただけます。
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
貸したお金を返しても...
お金を貸したが返ってこない、そのような場合は、まずは法的手続きによらない解決方法を利用しましょう。法的手続き […]
-
破産管財人とは
自己破産において、管財事件や少額管財事件を用いた場合には、裁判所に自己破産手続きの申し立て後に、破産管財人と […]
-
遺言書がある場合の相...
■遺言書があったら開封していいのか? 遺言書には以下の3種類が存在します。 ・自筆証書遺言・秘密証書 […]
-
離婚の原因
■法律上必要な離婚するための原因とは? 離婚には協議離婚、裁判離婚など様々な方法がありますが、夫婦の一方による […]
-
公正証書遺言の効果と...
■公正証書遺言の効果とは 遺言書には、以下の3種類が存在します。 ・自筆証書遺言・秘密証書遺言・公正 […]
-
コーポレートガバナン...
コーポレートガバナンスとは、企業経営において、公正な判断や運営がされるように、監視・統制する仕組みのことをい […]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
資格者紹介
Staff
河原 誠Makoto Kawahara
私は、大阪市、芦屋市、西宮市、神戸市を中心に「クライアントの皆様と一緒に悩み考え、クライアントの皆様にじっくりとご説明し、結論に納得していただくためにオーダーメイドの事件処理をする」をモットーに幅広い法律問題に対応しています。
ご依頼者様の利益を第一に考え、早期解決のため尽力いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 所属団体
-
- 大阪弁護士会 子どもの権利委員会
- 大阪弁護士会 法律援助事業・日本司法支援センター対応委員会 委員(少年担当)
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 当番弁護士・委員会派遣事業審査担当
- 大阪弁護士会 刑事弁護委員会 刑事弁護援助金審査担当
- 大阪弁護士会 紛議調停委員会
- 大阪弁護士会 市民窓口担当員
- 社会福祉法人みおつくし福祉会 弘済のぞみ園、同みらい園 第三者委員
- 芦屋市 市長等倫理審査会(2012年4月~2022年3月)
- 大阪家庭裁判所 家事調停委員 (堺支部担当)
- 法務省法制局 大阪少年鑑別所視察委員会(2021年4月~2024年3月)
- 経歴
-
- 1986年(昭和61年) 関西大学法学部卒業
- 1993年(平成5年) 司法試験合格
- 1994年(平成6年) 最高裁判所司法研修所
- 1996年(平成8年) 弁護士登録(修習48期)。木村法律事務所就職
- 2002年(平成14年) 事務所設立